INTERVIEW

01.エンタメ法務の弁護士を志した理由

小学生の頃、テレビドラマ『HERO』を観て、検事という仕事に強い憧れを抱いたことが、法曹の道を目指す最初のきっかけでした。
その後、大学で法律を学ぶ中で、企業活動を法的に支え、トラブルの予防や円滑な取引に貢献する「企業法務」の分野に出会い、次第に弁護士という職業に関心が移っていきました。

「弁護士として企業と関わるなら、どんな業界に携わりたいか」と考えたとき、真っ先に思い浮かんだのは、私が長年好きで支えられてきた、エンターテインメントの世界でした。

舞台やテーマパーク、アニメ・漫画など、私は昔からエンタメが大好きです。

私が舞台を好きになったきっかけは、高校時代の観劇体験です。
プロの舞台を観た際、その圧倒的な世界観と表現力に衝撃を受けたのを、今でも鮮明に覚えています。
それ以来、舞台に夢中になり、多いときは週に1回のペースで劇場に通っています。

特に劇団四季のディズニーミュージカルが好きで、同じ演目を何度も観劇することもあります。
同じ作品でも毎回新たな発見があり、何度観ても飽きることがありません。
それは、舞台がまさに“いま・ここ”で生きている表現であるからこその魅力だと感じています。

テーマパークも大好きで、ディズニーリゾートには多い時は月に一回の頻度で足を運ぶこともあります。
司法試験後には、都内の遊園地でアルバイトをしていたこともあります。

舞台にしてもテーマパークにしても、私が惹かれるのは“非日常の世界”に浸れる「没入感」です。
役者の演技や歌、衣装、メイク、舞台装置、照明、小道具など、あらゆるプロフェッショナルが力を尽くして創り上げた世界観や表現に触れるたびに、心が救われるような感覚を何度も経験してきました。
つらい時期にも、私に笑顔と前向きな気持ちを与えてくれました。

そうした経験を重ねる中で、今度は私が、その“人を笑顔にする力”を生み出す側――クリエイターや制作チーム、企業の方々を、法務の面から全力で支えたいと考えるようになりました。
自分が支えられてきたように、今度は私がその世界を支える側に回りたい。
そうすることで、間接的にでも誰かの笑顔に繋がるのではないかと信じています。

エンターテインメントの持つ価値を心から信じているからこそ、その世界に関わる皆様を支える弁護士として、誠実に、そして情熱を持って歩んでいきたいと思っています。

02.“エンタメ業界のあらゆる法的課題に対応できる弁護士”を目指して

ロースクールでは、映画・漫画・アニメ・ゲームといったエンタメ分野における複雑な権利関係について学び、創作活動を支える法務の重要性を強く実感しました。
司法試験では知的財産法を選択し、創作と利用のバランスを図るこの分野にも、深い関心を抱くようになりました。

また、エンタメ業界とは切っても切れない誹謗中傷や風評被害への対応といった、インターネット法務にも強い関心があります。

将来的には、エンタメ業界におけるあらゆる法的課題に対応できる弁護士として、著作権をはじめとする知的財産法務に精通し、クリエイターや企業の方々が安心して創作・発信に取り組める環境づくりに貢献していきたいと考えています。

当事務所にはエンタメ分野に力を入れている弁護士が多く在籍しており、志を同じくする先輩方もたくさんいます。
そうした先輩方とともに、常に探究心を持ち続けながら、新たな課題にも前向きに挑戦し続けてまいります。

03.ご相談者様の笑顔のために

私が弁護士として大切にしていることは、大きく二つあります。

ひとつは、「丁寧にお話を伺うこと」です。

法律が関わる問題は、企業・個人を問わず、事業内容や背景によって様々です。
特にエンターテインメント業界では、創作・企画・流通などの各段階で複雑な契約や権利関係が生じることも多く、慎重な対応が求められます。
そのため私は、まずはじっくりとお話を伺い、状況やご意向を丁寧に把握することから始めています。

もうひとつは、「ご相談いただいた方が笑顔になれるような解決を目指すこと」です。

法律が関わる場面は、トラブル対応に限らず、トラブルの発生を未然に防ぐ「予防法務」など、多岐にわたります。
私は、問題が起きたときはもちろん、新たな挑戦に踏み出そうとする方が安心して一歩を踏み出していただけるよう、丁寧に寄り添いたいと考えています。
そのためには、常に学びを怠らず、一つの事象を多角的に捉え、あらゆる可能性を検討しながら、ご相談者様にとって最適な選択肢をご提案できる視野と柔軟性を持つことが不可欠です。

私は、テーマパークでアルバイトをしていた頃から、「お客さまを笑顔にして帰っていただくこと」を大切にしてきました。

弁護士となった今でも、その思いは変わりません。
ご相談者様から「安心しました」「相談してよかったです」といった言葉をいただくたびに、この仕事に携われて本当によかったと感じます。
誠実に、そして最後まで全力でサポートいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

 

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