１.事業を推進するための“総合的なリーガルサービス”を提供する
私が目指しているのは、ご依頼者様の課題を適切に把握し、意思決定のプロセスも踏まえた、事業を推進するための総合的なリーガルサービスのご提供です。
ご相談に対して法的な回答のみにとどまってしまっていては、目まぐるしく変化する事業環境に対応できません。常に「どうやったらできるのか？」を念頭に法的評価を行い、実現が難しい場合の代替案の提示や事業の再設計、行政機関との連携、ルールメイキングの必要性など、あらゆる角度から検討を行った上で、ご依頼者様の意思決定のプロセスも踏まえた現実的なご提案をいたします。

２.想定されるリスクと“適切に”向き合う
事業を展開する上では、必ず何らかのリスクが生じます。弁護士として、「リスクがあります。」と言うのは簡単ですが、それでは、事業がストップしてしまい、事業価値を棄損してしまいます。
実は、リスクといっても、リスクの大きさやリスクの生じる可能性などによって、その程度は様々です。リスクと適切に向き合って事業を推進するにあたり、リスクの程度を明確にし、どこまでなら許容され得るリスクなのかを、ご依頼者様と一緒に考えていきます。

３.事業部門のリーガルマインドを育て、企業の成長をサポートしたい
組織内弁護士の経験上感じたこととして、企業では、事業部門のリーガルマインドの醸成が喫緊の課題ではないかということが挙げられます。
リーガルマインドと一口に言っても、その業界で必要とされる基本的な法律知識から、契約の必要性、稟議・押印の意味に至るまで幅広くあります。事業部門がリーガルマインドをもつことで、契約前の段階からビジネス交渉を有利に進められるだけでなく、コンプライアンス・ガバナンスの強化、さらに、法務部にとっても、基礎的な問い合わせが減り、より経営と一体となった機能に特化できるといったメリットがあると考えています。
事業部門が陥りがちな勘違いや注意点を踏まえつつ、現実的に運用可能な仕組みの構築や理解しやすい社内研修などをとおして、企業の持続的な成長のサポートにも全力で取り組んでいきたいと考えています。